2015年 06月 15日
Aino Aalto(アイノ アアルト) Chair615 |
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の妻、Aino Aalto(アイノ・アアルト)
デザインのチェアのご紹介です。
アイノの作品でロングセラー商品としても有名なイッタラ のアイノアアルト タンブ
ラーは1936年のミラノ・トリエンナーレ展にて金賞を獲得しており女性デザイナー
ならではの機能性を持った美しいデザインで今も絶大な人気があります。
今回はそんな彼女がデザインした数少ない家具のひとつです。
チェア615。
直線的なフォルムですが、他の素材と融合させどこか懐かしく柔らかな印象を
もたらせてくれるチェアです。
籐(ラタン)の雰囲気とすわり心地のよさ。
日本でも昔から籐の家具は多くつくられとても馴染み深いもの。
涼しげな印象で夏らしさを感じるのも籐(ラタン)素材の魅力です。
これからの季節にピッタリですね。
籐(ラタン)自体とても軽くチェア全体としても軽い印象です。
その点もアイノの女性ならではの視点なのでしょうか。
軽い椅子は移動が簡単にでき掃除もしやすく日常的に使用するには嬉しいですね。
そして、程よいしなりでからだにフィットします。
当店でも滅多に入荷しないアイノのチェア(籐張り)。今回は複数揃って入荷しております。
入荷時はダメージが少し多めにみられましたが、リペアスタッフの手により
美しく再生いたしました。新しい籐(ラタン)と経年変化した籐(ラタン)の
コントラストも雰囲気のある佇まいに仕上がっております。
by talophoto
| 2015-06-15 15:23
| 北欧 フィンランド aalto