2014年 08月 07日
ピルッカベンチを私(山口)が手直しする編。 |
今年になってビンテージピルッカのベンチが入荷していましたが
あまりにも状態が悪く、半年以上見て見ぬフリをしていましたが
お客様のご要望で、そのベンチを仕上げることに。
塗装もボロボロの状態だったので、まずは全てを分解することに。
その後お客様と話し合い、どのように仕上るか決めるのですが
ビンテージ感を残しつつも、しっかり使えるようにとのご要望。
仕上げるほうとしては、全部を綺麗に剥がしてしまうほうが断然楽ですが
ここは腕の見せ所。
そうとなれば徹底的に分解して、手のつけていないところがないくらい細かく
作業を進めます。
組み立てはもちろんですが、レグの風合いも剥がれる黒いペイントを剥がし
無理やり全てを剥がすのではなく、残す色の部分を決めて
1本づつコーティングを施します。
そうすることで、ペイントの剥がれ感を残しつつ、それ以上ペイントがボロボロとは
剥がれないようになり清潔で、ビンテージ感は保てます。
その上で座面の部分も全て古い塗装を剥がすのではなく
荒削りを機械で行い、後は地道に手作業でころあいを加減しながら仕上げていく。
自分の中で納得できるポイントが必ず訪れます。
これ以上でもこれ以下でもないポイントで作業を止め、
後は丁寧に組み立てを行って、数日後にボンドがしっかり固まってから
がたつき調整を行い全ての作業が終了です。
もちろん手間も時間もかかる上に、作業に携わる人で仕上がりはそれぞれ
違ってくるので、あとはお客様が気に入ってくれることを願います。
それではまた。
あまりにも状態が悪く、半年以上見て見ぬフリをしていましたが
お客様のご要望で、そのベンチを仕上げることに。
塗装もボロボロの状態だったので、まずは全てを分解することに。
その後お客様と話し合い、どのように仕上るか決めるのですが
ビンテージ感を残しつつも、しっかり使えるようにとのご要望。
仕上げるほうとしては、全部を綺麗に剥がしてしまうほうが断然楽ですが
ここは腕の見せ所。
そうとなれば徹底的に分解して、手のつけていないところがないくらい細かく
作業を進めます。
組み立てはもちろんですが、レグの風合いも剥がれる黒いペイントを剥がし
無理やり全てを剥がすのではなく、残す色の部分を決めて
1本づつコーティングを施します。
そうすることで、ペイントの剥がれ感を残しつつ、それ以上ペイントがボロボロとは
剥がれないようになり清潔で、ビンテージ感は保てます。
その上で座面の部分も全て古い塗装を剥がすのではなく
荒削りを機械で行い、後は地道に手作業でころあいを加減しながら仕上げていく。
自分の中で納得できるポイントが必ず訪れます。
これ以上でもこれ以下でもないポイントで作業を止め、
後は丁寧に組み立てを行って、数日後にボンドがしっかり固まってから
がたつき調整を行い全ての作業が終了です。
もちろん手間も時間もかかる上に、作業に携わる人で仕上がりはそれぞれ
違ってくるので、あとはお客様が気に入ってくれることを願います。
それではまた。
by talophoto
| 2014-08-07 11:01
| 北欧 フィンランド aalto